No.50 矢上神社(長崎市矢上町)の鳥居
長崎で一番古い(と言われている)矢上神社の鳥居。
毎年10月17日には矢上くんちが盛大に催されます。
日本食品の初代社長とも縁があるのかもしれません。
■一の鳥居
・建立:1897年(明治三十年)
・種類:明神鳥居
・材質:石造(花崗岩)
・扁額:『箭神神社』
■二の鳥居
・建立:1935年(昭和十年)5月
・種類:明神鳥居
・材質:石造(花崗岩)
・扁額:『矢上神社』(矢の字が矢の形になっている)
・碑文(右側柱表):『奉 昭和拾年五月』
・碑文(左側柱表):『納』
・碑文(左側柱裏):『中山嘉助 敬建』
■三の鳥居
・建立:確認中※1801年(寛政十三年)11月
・種類:明神鳥居
・材質:石造(安山岩)
・扁額:『矢上神社』
・碑文(右側柱表):(読みづらく信憑性薄)『奉寄進 寛政十三辛酉年十一月吉旦』
(分かる方いらっしゃいましたらご連絡いただけると幸いです)
■四の鳥居
・建立:1974年(昭和四十九年)10月
・種類:明神鳥居
・材質:石造(花崗岩)
・扁額:『矢上神社』
・碑文(左側柱裏):『昭和四十九年十月吉日 宮司 金子重謹書』
・碑文(右側柱裏):『藍綬褒章受章記念 後山繁之』
※後山繁之氏 = 日本食品の初代社長(?)
■その他
・一の鳥居と二の鳥居の間、『長崎街道矢上宿』の文字。
昔も今も、長崎市中心部から陸路で東へ向かうには避けては通れない立地であり、
古くから人が集まる場所であったのであろう。
・立派な青銅神馬がいらっしゃいました。
(撮影日:2020/02/11)