長崎の鳥居図鑑『トリ・コレ』Pt.2

長崎の 鳥居あつめに 出かけよう。~諏訪神社、伊勢宮、松森天満宮(長崎三社)から、山王神社の片足鳥居、町のお稲荷さんまで

No.6 坂上天満宮(長崎市賑町)の鳥居

■鳥居
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・建立(推定):1928年(昭和3年)9月
・種類(推定):台輪鳥居
・材質:石造(花崗岩)

・色:無
・柱:円柱/傾き有/台石無
・笠木:角柱/反り有/島木有
・貫:角柱/柱を貫通
・額束:有
扁額:有天満宮
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・柱碑文
  (左側柱)
    御大典記念
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   今下町 今町 堀町 本五島町 外浦町 樺島町 金屋町 玉江町 大黒町
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 (右側柱)
   昭和三秊(年)九月吉日
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   浦五島町 大村町 萬歳町 舩津町 材木町 恵美須町 平戸町 本下町 元舩町
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・備考:
 18ヶ町もの町名が刻まれている。
 昭和20年(1945年)に原爆で焼失するまでは天満宮は坂の上(現万才町 長崎地方法務局)に立っていた。原爆焼失時の状況はこちら。
※原爆史料館収蔵品検索
 鳥居、撫で牛、石灯籠のみが残っているように見える。また、この時は鳥居が3基あったように見える。一番手前が現存の鳥居か。
 昭和30年(1955年)の現在の場所への移転の際に、鳥居も合わせて移設されたものと推定される。
■稲荷神社の鳥居
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(撮影:2019/03/24)