長崎の鳥居図鑑『トリ・コレ』Pt.2

長崎の 鳥居あつめに 出かけよう。~諏訪神社、伊勢宮、松森天満宮(長崎三社)から、山王神社の片足鳥居、町のお稲荷さんまで

No.46 生目八幡宮(長崎市天神町)の鳥居

~残されたもう一つの片足鳥居 生目八幡宮旧鳥居~
■一の鳥居
・建立:1981年(昭和五十六年)4月
・種類:台輪鳥居
・材質:金属製
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■二の鳥居、三の鳥居
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■旧鳥居
・右側柱(現在も一本柱で立っている)
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・扁額:『生目八幡宮
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・笠木、島木:被爆後72年を経て発見、平成29年7月に安置された。
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・左側柱(推定)
残念ながら建立年は分からないが、『獻』だけが読める。おそらく『奉獻』であろう。
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■その他
・登り口
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・本殿
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・古い時代の海岸線が感じられる立地
  稲佐山、宝町交差点と立体交差を臨む。
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・登り口に面した浦上街道
  少し前まではちょこちょこした階段があり、古くからの風情を保っていたが、長崎新幹線用トンネル工事に伴い、埋められてなだらかな坂になってしまった模様。
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(撮影:2019/06/16)

No.45 矢の平稲荷神社(長崎市矢の平2丁目)の鳥居

古道に面した斜面に佇む矢の平稲荷神社。天明の鳥居とミニ鳥居に出会える。

■一の鳥居
・建立:1933年(昭和八年)12月
・種類:台輪鳥居
・材質:石造(花崗岩)
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・扁額:『矢之平稲荷神社』
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・碑文(左側柱表):
 『昭和八年十二月建之』
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■二の鳥居
・建立:1786年(天明六年)5
・種類:台輪鳥居
・材質:石造(安山岩)
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・碑文(左側柱外)
天明六年丙午五月廿七日
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・碑文(右側柱外)
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■三の鳥居
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■四の鳥居
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■その他
・ミニチュア鳥居
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・神社鳥居再々建記念碑
  平成五年にどの鳥居が再建されたのか定かでない。
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(撮影:2019/06/08)

No.44 出雲大社長崎分院(長崎市桜町)の鳥居

縁結びの神様。長崎分院とはいえども出雲大社には変わりないので、二礼四拍手一礼が御作法です。

■鳥居
建立:1927年(昭和二年)3月
種類:神明鳥居
材質:石造
扁額:なし
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・碑文(右側柱表)
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・碑文(左側柱表)
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・碑文(右側柱裏):
 『昭和弐年三月甲子日○建』
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・碑文(左側柱裏)
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・笠木の上に鳥
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■その他
・昭和二年当時の出雲大社長崎分院
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因幡の白兎
  ワニザメの背中に乗ったウサギです。古事記に出てくるそうです。
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(撮影:2019/06/02)

No.43 愛宕神社 上宮(長崎市愛宕一丁目)の鳥居

山道を歩かないとたどり着けません。服装・靴をしっかり準備して向かいましょう。

■一の鳥居
・建立(推定):1800年(寛政十二年)4月
・種類:台輪鳥居
・材質:石造
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・扁額:『愛宕山
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・碑文(左側柱表):
 『寛政十二季歳在庚申卯月吉辰』
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・碑文(右側柱表)
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■二の鳥居
・建立(推定):不明
・種類:台輪鳥居
・材質:石造
・扁額:『愛宕神社
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■三の鳥居
・建立(推定):2005年(平成十七年)4月
・種類:明神鳥居
・材質:石造
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・扁額:『愛宕神社
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・碑文(右側柱裏):
  『平成拾七年四月吉日』
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■四の鳥居
・建立(推定):不明
・種類:台輪鳥居
・材質:石造
・扁額:『愛宕神社
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■太郎坊神社の鳥居
・建立(推定):2005年(平成十七年)4月
・種類:明神鳥居
・材質:石造
・扁額:『太郎坊神社』
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・碑文(右側柱裏):
  『平成拾七年四月吉日』
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■その他
・一の鳥居までの道のり
ビワの垂れ下がる道を登っていくと
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景色のきれいな高台に出ます
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さらに奥地に足を踏み入れます
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もうサンダルは厳しいです
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心細くなってきたころ、一の鳥居が見えてきます
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・二つの巨岩
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今回ばかりは、広角レンズが欲しくなりました。
(撮影:2019/05/25)

No.42 愛宕神社 下宮(長崎市愛宕一丁目)の鳥居

上宮に行くのが困難な人々のための下宮。それでもやはり上宮に行きたくなります。

愛宕神社(下宮)の鳥居
 ・無し(愛宕神社の鳥居としては)

■稲荷社の鳥居
 ・建立:不明
 ・種類:鹿島鳥居
 ・材質:金属製
 ・扁額:『稲荷社』
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■その他
 ・愛宕一丁目と高平町の境界にあります
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(撮影:2019/05/25)

No.41 梅岡稲荷大明神(長崎市上町)の鳥居

旧「小川町」(こがわまち)のお稲荷さん。
■一の鳥居
・建立:不明
・種類:不明
・材質:不明
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・扁額:
 『稲荷社』
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■二の鳥居
・建立:不明
・種類:不明
・材質:不明
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■その他
 ・遷座記念碑
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 ・『天保九年(1838)小川町大火災説明書』の掲示あり。
築町、五島町の辺りまで燃え広がり、1300件以上の家屋が焼失した大火災。
このときの出火元跡地に稲荷社を建立し、町民の守り神として祀ったとのこと。
(撮影:2019/05/05)

No.40 稲佐山神社(長崎市淵町)の鳥居

■一の鳥居
 ・建立(推定):1987年(昭和六十二年)1月
 ・種類:鹿島鳥居
 ・材質:金属
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・扁額:『稲佐山神社』(消えかけている)
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・碑文(左側柱裏):
 『稲佐地区振興会』
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・碑文(右側柱裏):
 『昭和六十二年一月吉日 稲佐山景勝保存会』
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■二の鳥居
 ・建立(推定):1974年(昭和四十九年)5月
 ・種類:不明
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・扁額:『稲佐山神社』(消えかけているが)
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・碑文(左側柱表):
  『稲佐山景勝保存会』
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・碑文(右側柱表):
 『昭和四十九年五月三十日』
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■その他
稲佐山展望台へ向かうゲートの脇あたりに脇道があり、ここから登る。
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・登るといっても、階段の規模はこのくらい。
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・一の鳥居と二の鳥居の間には広場がある。
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・二の鳥居の奥には祠がある。『天照皇大神宮』の文字あり。
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もう少し整備すれば、人気スポットの一つになるのでは。
(撮影:2019/05/11)